病気

2018年03月22日

風邪をひいてお風呂に入っていいの?


季節の変わり目。昼は暖かくとも夜はそれなりにまだ冷えたり。
日中、軽く汗をかいて夕方に冷えて風邪をひいてしまったりする人もすくなくありません。
そんな時、お風呂に入ってはダメだという人とOKという人と意見別れますよね。
今回はどちらが正しいか紹介しようと思います。


風邪をひいてもお風呂は入って大丈夫!

注意する点はいくつかありますが、問題ありません。
ひょっとしたら早く回復するかもしれないぐらいプラス効果あります。
ただし、「風邪のひきはじめ」限定です。
完全な風邪症状になった場合は体の様子を見ながら判断してください。
風邪には二つのパターンがあります。

体の冷えが原因で始まる風邪
入浴は寒が原因となる風邪には特に有効です。
体が冷えてしまうことに原因があるので、単純に温めれば改善します。
冷えが原因の風邪初期症状は以下があります。
・寒気
・背中・肩・首の強張り
・頭痛
・水っぽい鼻水
・たんの出ない咳


喉の乾燥が原因で始まる風邪
入浴は、浴室の高い湿度により喉、鼻の粘膜が潤いを取り戻し、最近、ウイルスを押し流す機能が
復活するので、回復の手助けになります。また、風邪の原因のウイルスは湿度を嫌うので活動が低下します。
喉の乾燥から始まる風邪の初期症状は以下です。
・喉の痛み、乾燥
・鼻水(やや粘り気ある)
・頭痛
・たんがでる咳
・すこし体が熱い気がする





風邪を追い出すお風呂の入り方

1、体が冷えて風邪をひいた場合

体がじんわり温まる程度の入浴で十分です。
あまり長く入っていると、体力の消耗や体内水分の減少などがあるためおすすめできません。
また、汗をダラダラかくほどにお湯の温度をあげたり、汗をかくまで長く入っていた場合、
お風呂を上がっても汗が止まらず、体を冷やす結果になります。悪化につながります。
屋外にでる露天風呂や家に帰るまでに体が冷える可能性がある銭湯などはダメです。
とにかく体を温め入浴後に冷やさないようにするのが鉄則です。生姜湯などで体の中からも温めましょう。


2、喉の乾燥から風邪をひいた場合

喉が痛む場合の原因の多くは「乾燥」です。
元々、喉内部には細菌やウイルスを押し出す機能があります。
唾液や分泌液を利用して押し出すのですが、乾燥して分泌液が減ると、押し出し機能が低下します。
そしてウイルスや細菌が粘膜に付着し、炎症となります。
浴室は非常に湿度が高いです。水蒸気を含んだ空気を吸い込むことにより粘膜が潤い、追い出し機能が
復活します。よって喉の痛い風邪のひきはじめにも有効です。
ただし体を冷やさないようにするのは鉄則です。
あまり長く入っていると炎症が大きくなる可能性もあるので短めに。
この時、ミントのアメを舐めながら入浴したり、入浴の前後でミントティーを飲むとスッキリします。
ミントには喉の炎症を抑える作用があります。


まとめ

風邪をひいてもお風呂はOK
長湯をしない
湯冷めをしないように注意
症状に合わせて、生姜やミントを使おう!

最後まで読んでいただいてありがとうございます


fortis_ at 23:27|PermalinkComments(0)

2018年03月13日

砂糖中毒<血糖値が高くなる仕組み><糖尿病予防>

糖質は人間の重要なエネルギーです。

しかし、それがじつは病気の元でもあるのです。

糖類は簡単に手に入る為過剰に摂取してしまう。

そして待ち受けるは様々な内蔵の病気そして糖尿病です。

1.甘いものが止まらない!砂糖中毒症状


糖質中毒になるプロセスを考えてみましょう。

砂糖入りコーヒー(カフェラテ等)を飲んだ時を例に考えます。


コーヒーを飲みます。
胃に到達します。
固形物でないので留まらず胃を通過
腸に到達、血管内へ取り込み。

血液内の糖質濃度が急上昇(高血糖)

ここで問題が起こります

血糖値が上昇すると脳内でセロトニンやドーパミンといった幸福感や高揚感を高める脳内物質が放出されます。
するとどのようになるかというと・・・・・・






ハイな気分ヽ(*´∀`)ノ








憂鬱な気分が消えて頭がスッキリしてやる気がでて集中して仕事がバリバリできちゃう♪

あれ?これって・・・・






イケナイ薬と同じじゃない?





同じ現象ですよ・・・・・((((;゚Д゚))))
お薬のほうが格段に効果は高いですが。
脳内物質を放出させているのは同じですね。
コーヒーの場合、カフェインの興奮作用もプラスされてさらに強まる傾向があります。



さて話を戻して
血糖値が急激に上がると膵臓からインスリンというホルモンが緊急的大量に放出されて細胞内に糖が取り込まれていき血糖値が急降下します。
すると今度は逆の気分、気持ちがが沈んだり、イライラしたりして集中ができなくなります。ひどいと吐き気や頭痛を伴います。
さらにインスリンは「鎮静」を司るホルモンなので、眠気やだるさ、やる気が出ないなどの気分障害もでる可能性があります。

さぁそうなると、仕事が手につかない状態になったりパフォーマンスが落ちる原因になるでしょう。

しかし、仕事はしなければなりません。どうするか?
脳(無意識)はしっかり解決策をさがします。

また、脳内物質たくさんでればいいじゃん(☆∀☆)  ⇒  ヤク中毒の理論




そして・・・・・




あなたの手にあるのはコーヒー

そう。あなたの脳は糖質とればもっと仕事できるじゃん!と判断しコーヒーを選んでしまったのです・・・・
そしてさらにチョコクリームパンを持っているかもしれません・・・・

ああ糖質万歳!


さこの砂糖摂取⇒気分高揚⇒落ちる⇒糖質摂取⇒気分高揚⇒落ちる・・・・・

この繰り返しにハマってしまたら大変です。

これを繰り返すうちに体は徐々に変化をして行きます。



2.糖尿病へ進行
第一段階


低血糖を引き起こすようになります。

え?糖分摂取して高いはずなのに低くなっちゃうの?と疑問が沸くと思います。

脳は常に学習します。良くないことも悪いことも。
血糖値が上がるとハイな気分になります。それを繰り返すとハイになるのが悪い意味で慣れてしまい、インスリンの放出タイミングが遅くなります。鈍くなってしまいます。

つまり、高血糖最高値のときに最大量のインスリンを出さないといけないのですが
タイミングが遅れて、体を動かしたりしてブドウ糖が少し消費されたあたりでインスリンが大量に
放出され通常値以下まで血糖値を下げてしまうのです。
そうなると吐き気やめまい、頭痛や体がすごい重たくなって動けない・・・・などの症状がでてきます。さらにひどくなると血圧の以上、顔面蒼白、体温低下。最悪の場合は意識障害(失神気絶)になります。
これらの症状が運転中などに出てきたら大変な事なりますよね。

低血糖は糖尿病患者が血糖値を下げる薬をのんで、その作用が強すぎたり副作用として
起こるものと思われがちですが、
糖尿病と診断されていない人でも起こりえます。


第2段階
低血糖を引き起こした時点で医師の指導を受ける、糖質摂取のコントロールをするなど対応
すればまだセーフですが
これがさらに進むとインスリンが正常に放出されなくなります。
インスリンが放出されないと血糖値は下がりません。
つまり
糖尿病と診断されます。



3.糖尿病を防ぐ、予防方法


さてこのような糖尿病を防ぐにはどうしたらよいでしょうか。




答え:急激な血糖値の上昇をさせないようにする。

対策:砂糖入りのコーヒー(カフェラテ等)や清涼飲料水は空腹で飲まない!


甘い飲み物は非常に吸収が早いのです。
パンやご飯などの固形物と比較すると「消化」というステップがないのでダイレクトに腸まで
通過し吸収され一気に血糖値を上昇させます。
パン・ゴハンは胃で一度とまり徐々に消化され少しずつ吸収されるため、ゆっくり血糖値が上がって行きます。さらに野菜類のおかずをしっかり食べていれば糖質の吸収はゆっくりになるので
しっかりご飯を食べたあとの食後のコーヒはまだセーフと言えます。

缶コーヒーや清涼飲料水にはびっくりするぐらいたくさんの砂糖が入っています。
具体的な商品名は伏せますが

B●●● カフェオレ 500ml 角砂糖11個
ド●●● カフェオレ 500ml 角砂糖9個
ダ●●● デ●●●   150ml 角砂糖3個

某黒色炭酸飲料  500ml 角砂糖14個
C・・・・・レモン    500ml 角砂糖13個
ポ・・・・エット     500ml 角砂糖8個 

考えてみてください。角砂糖を11個一気に食べれますか・・・?
ただの砂糖水として飲めますか?
これらの飲料は酸味をつけたり、香りをつけたりして甘味をごまかしているのです。


スポーツドリンクなども意外とたくさん入っているんです。
事例として
サッカー部の中学生が夏の練習中、水分補給としてスポーツドリンクを
1.5L~2Lぐらい飲んでいて突然倒れたというものがあります。
直接の原因は低血糖。
医師の診断は糖尿病(重度)
その後、中学生は血糖値をコントロールする薬と注射が必要な生活になってしまったそうです。
そうなると食事も制限が付きます。

スポーツドリンクは浸透圧の関係から水分の吸収速度が非常に優秀です。
発汗で失われたミネラルも補給できます。
しかし、これは「常に飲み続ける」ものではありません。
本当に体内の水分、ミネラルが不足したときに緊急的に飲むべきものです。
しかも一気にガブガブ飲むのではなく、間をあけてちびちびと少しずつ飲むのが正解です。
プロのスポーツ選手は血糖値の急上昇、急降下を防ぐ、コントロールするため
血糖測定器を使っていたり、スポーツドリンクでも薄めに作っていたりするそうです。

夏場の水分補給は「麦茶」をおすすめします。
糖分も含まれていなし、必要なミネラルを含んでいます。
また、薬膳でみても余分な熱を放出し体を冷やす、水の循環をよくするものに該当するので
体に優しく水分補給ができます。

清涼飲料はたくさん買ってもらいたいから、口当たりがよく作られています。
また次も飲みたくなるように成分、味が調整されています。
とても恐ろしい飲み物です・・・・・・



まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます
「砂糖の中毒症状と糖尿病」について解説しました。












fortis_ at 22:33|PermalinkComments(0)